中国と香港って一緒なの?違うの?(その1)
中国大陸のネットをウロウロするのに、はまっている今日この頃です。
中国のビジネスサイトとか、ブログで香港のことをあぁだ、こぉだと説明しているのがいっぱいあって、それを見ながら「中国ってそういう規制あんの?」とか思うこともあったり、香港の良さを再認識したり。
昨年、香港では100日間に及ぶ「真の普通選挙を訴える」運動、今年は香港のショッピングモールで「運び屋」を追い出すデモなど、色々あった香港。香港人の大陸嫌悪はまだまだ続き、
一方、中国に住む中国人の友達や知り合いからは「香港って中国なんだから、ギャンギャン言わないでほしいわよね」とのコメント。
嫌われれば、嫌いになる感情は自然だけど、相互依存から逃れられないこの2地域。嫌いと言ったって中国人は香港にやってくるわけだけど、その理由がネットに転がってて、あらあら、興味深い。
中国人の眼を通して香港を見ると、香港と中国の両方が見えて面白い!
というわけで、まずは職業柄(?)、中国人は何を思って香港法人を設立するのかチェックしました。
(→のコメントは個人的な突っ込み)
・健全な法律体系がある →中国は?言わずもがな。
・外貨規制がない →これも、言わずもがな。
・資本金額に関わらず、会社名称が自由に決められる
→「国際」とか「投資」とか自由に入れられない。
・経営範囲の制限がほとんどない。
→ 宝石販売、海外貿易、建築、不動産、インターネット等々、
もういっぱい規制だらけ。
・低税率であり、税種目が少ない →関税なしとか、香港が自由すぎ。
・国際社会(マーケット)への足掛かり
→中国人だってイキナリ外国は勇気(?)がいるらしい
・国際的信用を得やすい →中国ブランドに信用がないのは、自分が一番分かってる
・香港ブランドの確立 →中国より香港ブランドのほうが響きがいいよね!?
・ 香港居民になれる → 中国内地とは違うってこと!
「香港はもう中国でしょ!」って言ってる中国人の友達も、本当は「でも、やっぱり違う」って思ってるのかなぁ。。
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