2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧
長吉の件から1ヶ月後の明治12年(1879年)4月17日、前田源之助という人物が現れました。聞くところによると福島県巌城国標葉郡之荘の村民五右衛門の次男だと言います。ここにたどり着いた経緯は以下の通りでした。 「僕は明治10年(1877年)から横浜の外山…
さて日本領事館に助けを求めてきた加藤金次郎が香港から上海行きの船に乗船したはずにもかかわらず消えてしまししたが、それから約2ヶ月後の明治12年(1879年)3月23日に下総国葛飾郡新川村の村民で、横浜清正公前住吉町2丁目4番地魚屋((※1)の竹中長吉が…
明治12年(1879年)1月30日、加藤金次郎(東京神田辦慶橋(?)松枝町1-2 医者加藤徳兵衛の次男、当時22歳半)が突然、領事館に現れました。本人の自己申告で、以下の経緯がわかりました。 「僕は明治11年(1878年)12月27日に横浜に泊まっていたアメリカ汽…