香港デモ~そもそもの始まりって?~(佔中三子)
今回のデモ、ようやく見通したがってきましたね。
話し合いが始まりそうです。
とは言え、今朝の地下鉄も猛烈ラッシュだったようですが。。
今回、学生の活躍が目立ちましたが、大人も全く何もしていないわけではありません。
「佔中三子」(Occupied Centralの3人組)
と呼ばれる3人組が存在します。
戴耀廷(香港大学助教授)、陳健民(香港中文大学助教授)、朱耀明(キリスト教牧師)と言うおっちゃん3人組なのですが、2013年に「普通選挙やって!やらないと言うなら香港の政治と経済の中心地セントラル(Central)を占拠しちゃうぞ!」と言った張本人達なのです。
2013年から活動が始まり、2014年6月22日~29日には「どうやって行政長官を選出しますか?」の投票を行なうなど活発な動きを見せていました。
もちろん嫌がらせもあり、7月には戴耀廷がカッターの刃が入った手紙を受け取る事件もありました。普通選挙を訴えるだけで、命懸けなのです。
余談ですが、このおっちゃん3人組(佔中三子)は「ふがいなくてすまん。一から出直して頑張る」と頭を丸めるパフォーマンスをしています。
その後、9月に普通選挙に対する大きなデモが行われましたが、中国政府の発表が「立候補者は中国政府が任命した人に限る」と発表したため、10月1日の国慶節に行われるはずだったデモが急きょ前倒しの9月27日、そして現在の混乱に至ったわけでした。
ちなみに現在では、おっちゃん3人組は学生達にもう引き上げるように進めているにも関わらず、学生達は反対の意を唱えているようです。こいつらじゃぁ、役に立たないと若人は感じているのでしょうか。
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