おもしろ車牌(香港ナンバープレート事情)
本日の話題は、香港の「車牌(ナンバープレート)」です。
香港はおもしろナンバープレートが街に溢れています。
今日見つけたのは「MR WADA」。
持ち主はワダさん、ですよね!車種だってNissanだし。絶対、日本人のワダさん!
このように、ナンバープレートが人名になっているのは珍しくありません。
(もちろん、こんな日本人の名前は初見ですが。)
ナンバープレートは、こういった人名だけではありません。
意味があるナンバープレート(もはやナンバーじゃない?)もあります。
この前見かけたのはこれ!
「KISS U」。
いや、断る。とプレートに一人で突っ込みを入れてしまいました。
こんな一人遊びもできる香港。あら、素敵。
ちなみに、こう言ったプレートはどうやって申請するのかと思い、政府のwebを覗いてみました。
「毎年1月、5月及び9月に申請を受け付けます」
ありゃ、今年はもう終わっちゃった。
第一段階:申請して。
第二段階:「くじ」します。
おっと、「くじ」ですか?
良く説明を読んでみると「申請数量が限度を超えた場合、くじが行われます」。
なるほど。政府も毎回受け付ける申請件数が決められている訳ですね。
第三段階:基本組み合わせ規定に沿っての査定ですよ。
えっ?それって、「第二段階のくじ」の前に行いましょうよ。
と思ったのですが、きっと素人には分からない理由があるに違いありません。
第四段階:デポジット支払って。
第五段階:審査及び許可する。
第六段階:オークション!(競り落とせ!)
なんと最終的に、オークション形式でプレートを手に入れるんですね。
ちなみに「デポジット」はHKD5,000(約63,400円。2013年10月21日現在)
過去の結果を見ていましたら、大体デポジットの最低金額で競り落とされているようです。
もちろん、ラッキーナンバーの「8」が一杯!とか、意味があるプレート(AMAG1NG)とかはお高めです。
ちなみに、毎年旧暦新年にもオークションが行われており、意味の分からない値段が一杯ついておりました。(2013年の最高金額HKD3,800,000。約4,800万)
でも「75」だけとか、何の意味があるのかなぁ。。。
新年お祝儀相場とは言え、凄まじいです。
上の写真は、「ダブルナンバー」。
別に珍しいナンバープレートと言う訳でなく、上のプレートが香港用、下の黒いブレートが中国大陸用です。
つまり、この車はこのまま中国大陸に乗り込んでいけちゃう訳ですね。
「粵」というのは、広東省を指します。
きっと、中国でお商売でもされているんでしょうね。
ご苦労様です!
↑ポチッとよろしくです。