きらきらビル(香港ビルと風水事情)
今年も残り後わずかとなりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
中国PM2.5の影響で、すっきりしない香港の天気ですが、
たまに晴れるとお日様の光がビルに反射して、きらきらと綺麗な香港です。
特に夏の暑い太陽の反射光はただでさえ暑苦しい香港を、更に南国にします。
香港のビルがこれだけキラキラ光り輝いているのはやはり風水が関係しているようです。
そうじゃないと、「鏡?」と言うくらい、前のビルを映し出すほど、ピカピカな訳ありませんよね。
風水に疎い私ではありますが、香港に入ればいろんな話を耳にする機会があります。
例えば、「ビルをピカピカにして反射させるのは負のパワーを跳ね返す意味がある。」
ふ~ん。いいですねぇ。
では、その負のパワーが跳ね返された相手はどうなるの!!??超迷惑じゃん!
と思ったら、懸念はその通りのようでした。
しかも、跳ね返すだけでなく、意図的に攻撃する事もできるようです。
昔、日本でもすこぉし話題になった「中国銀行、風水事件」。
中国銀行の建物が、以前からあったHSBC(香港上海銀行)を刃物の尖った部分を向けた状態(刺したるぞ、こらっ!って事?)になっているというので大騒ぎがありました。
その後、HSBCはビルの上に大砲のオブジェを置き、対抗。
そういうの、好きですよ!ガンガン、やっちゃってくださいっ。
(あっ、反射とは無関係になってしまいました。。)
しかしながら、光を跳ね返されたビルの外見は美しく変化する事もあります。
このビルは普段は普通のコンクリート色。
でも、跳ね返されたエメラルドグリーンで、水面に揺れているようで幻想的です。
こちらはストライプ柄に変化したビル。
キラキラした光で、こちらも眼が奪われます。
でも、問題はこのビルの中の人達。
反射した光って、直接入ってくる光より眩しくてたまりません。
やはり風水ってそういう実生活がきちんと考慮されているので一概に「迷信」と同じ類いでは片付けられないようです。
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