11月11日独身の日になぜSALE?
天猫(T-mall)の一日の売上が571億人民元を突破!なんて記事がありましたね。「猫」の文字があるとなんでも反応して、チェックをいれる猫好きな私です。
11月11日、中国では「独身の日」だってニュースで知っている方は多いと思います。では、なぜその日にSALE(大安売り)!なの?と思ったので、中国サイトをネットサーフィンしてきました。
まず、「1」は寂しい独り者を表し、それが4つも並んだ11月11日はまさに独身の日。中国語で「光棍節」と呼ばれますが、「光棍」は本来「やもめ男」を指します。「皮をはいだ木の枝(光棍)からは新しい木は生まれない」と言われ、そこから「子孫も残せないダメなやもめ男」という意味に転じたそうです。今は独身に男女の区別はないので、独身男女を「光棍」と呼んでいるそうです。
中国語の「光」と言う漢字ですが日本語と同じ「ひかり」の意味もありますが、もう一つ「すっかり(なくなる)」の意味もあります。ここがポイント。
そして「光棍(独身)から抜け出そう!」という高い志(?)を持った人たちが別名「脱光(脱離光棍=独身から離れる)節」と名付けたそうです。この「脱光」のもう一つの意味は「丸裸」。「すっかり(光)脱いじゃう」という意味になるんですね。
これを淘宝やT-mall(どっちもアリババですけどね)が「脱光(丸裸)」と意味をかけて「売り尽くし(丸裸)」セールを始めたんだそうです。
「あんまりネットショッピングは利用しない」と言われる香港人でもこれを見ると、めっちゃ利用してますね。中国国内以外の箇所だと、香港が一位。その次がロシアってのも驚きです。
中国のECサイトやるとロシア市場も狙えるのか〜。
すごいなぁ。。
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