香港、小さな場所だと思いきや。

香港の過去や現在を、斜め上の視点で観察。

ぴよこ問題(香港、苛烈な教育事情)

「幼稚園浪人」「小学校浪人」

 

こんな恐ろしい言葉が存在する香港。

香港の教育はとてつもなく恐ろしいです。

 

子供を妊娠し、まだ出産をしていないうちから幼稚園やプレ幼稚園選び。

この時のポイント!

子供をどんな大学に行かせたいかまで、きっちりとプランを立てておきましょう!

ここを面倒くさがっちゃダメだぞ!

 

もし、地元(香港)で「のほほん派」のあなたは、近所の衛生で且つあまりやんちゃさんがいない幼稚園でも探しましょう。

 

あなたがもし、いい地元(香港)大学に行かせたいのであれば、地元の幼稚園でも英語で授業を行う場所がよいかもしれません。そのためには、2歳児くらいから、英語教育もしっかりと忘れずに!

 

今は、普通語(北京語)系の良い学校もあると聞きましたが、未確認です。

 

さて、あなたが日本人で「将来、日本に帰るからいいの」と言う場合は、日本人幼稚園、小学校、中学校へ。でも、高校はないから、日本へ帰国しましょう。

 

将来は、高校から、もしくは大学をヨーロッパ、アメリカ、カナダやオーストラリアへ行かせたいあなたは、英語教育は言わずもがな、とても良いインターの幼稚園を目指しましょう。もちろん、親もしっかり英語を話してね!

こういう学校は、お金が(寄付金も授業料も)たっぷり必要なので、大人は頑張って!

 

香港は、香港人をはじめ、様々な移民の子供達がいるので、学校の種類が豊富です。

 

ただでさえ、こんな調子なのに、香港ではもう一つのぴよこ(子供)軍団が存在します。

それは以前、ここでもご紹介した「親が香港人ではないけれど、香港で生まれた子供達」です。ここでいう「親」は、中国大陸人を指します。

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↑毎日イミグレを超えて、香港の幼稚園に通う大陸人のぴよこたち。

 

親が「せめて子供達は外の教育を」と計画的に香港で出産し、子供達の居住権を取得したのです。(もちろん子供だけです。親はありません。ハワイ出産!みたいなものですね。)

 

ただし、そんな事をされると起きる問題が。。

そう、こんな記事がありました。

 

「香港ママ、怒る!

子供用粉ミルクだけじゃなくて、教育まで奪うのか!」

 

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つまり、中国大陸から毎日イミグレを超えて通う子供達が多すぎて、幼稚園の空きが少なく、香港の子供達が入るだけでも大変なのです。

 

なんやかんやと、踏んだり蹴ったりの香港です。

 

これって誰が悪いの?

香港に来て出産する大陸人?

中国人が「嫌だ!」という教育しかほどこせない中央政府?

それを許容し、有効策が打ち出せない香港政府?

 

違憲ではない以上、どうしようもありません。

 

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